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クレジットカード決済について|騙され女の逆襲
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クレジットカード決済について

悪質出会い系サイトや悪質占いサイトでよく利用される料金の支払い方法は、以下の3つがほとんどです。

  • 銀行振込
  • クレジットカード決済
  • コンビニ決済

この中でも、今回はクレジットカード決済の仕組みについて調べたことをまとめてみました。

ほとんどの方が知っているとは思いますが、そもそもクレジットカード決済とは、後払いで商品を購入する際に用いられる決済手段のうちの一つです。
クレジットカード決済であれば、お店で買い物をする際、会計時に現金を持っていなくても商品購入が可能です。
また、キャッシュレスで決済できるため、インターネットショッピングの際に多く用いられています。

クレジットカード決済の仕組み

まずは、クレジットカード決済がどのような仕組みで成り立っているのかを確認しておきましょう。

通常の決済の仕組み

クレジットカード利用時の流れは以下の通りです。

  1. 利用者はクレジットカードを利用して商品を購入する
  2. 利用者がクレジットカードを利用したという情報がカード会社へ届く
  3. カード会社が販売店へ商品の購入代金を立替払いする
  4. カード会社は利用者へ立替払いした分の料金を請求をする
  5. 利用者はカード会社へ料金を支払う

図にするとこんな感じです。

見てわかるように、利用者・カード会社・販売店の3者間で成り立っています。
それぞれの立場ごとに補足するとこうなります。

利用者

・支払い能力や信頼度の審査を受けた上でカード会社からクレジットカードが発行される、発行後は支払いに利用することができる
・決済時に現金を出す必要はないが、後日カード会社に利用料金を支払う義務がある

つまり、カード会社へ利用料を後払いしなければならないからこそ、カード発行時は審査が必要になるというわけですね。

カード会社

・利用者と販売店(加盟店)をつなぐため、販売店と加盟店契約を結ぶ
・支払い能力や信頼度を審査し、利用者へクレジットカードを発行する
・販売店(加盟店)でカードが利用されたら、利用者に代わって料金を立替払いする
・販売店(加盟店)でカードが利用されたら、販売店(加盟店)から加盟店手数料を受け取る
・利用者へカード利用料金を請求する

販売店(加盟店)

・店舗でクレジットカード決済が利用できるように、カード会社と加盟店契約を結ぶ
・利用者が決済した料金をカード会社から受け取るその際、一部を加盟店手数料としてカード会社へ支払う

これが、一般的なクレジットカード決済の仕組みです。
一方で、「決済代行会社」という存在が登場する決済の仕組みがあります。

これが、クレジットカード決済での詐欺被害時に登場する決済の仕組みになります。
まずは、決済代行会社について説明します。

そもそも決済代行会社ってなに?

決済代行会社とは、現金以外の決済方法を導入したい事業者と各種決済方法を提供する機関等を仲介し、決済システムを提供する役割を担う存在です。
決済代行会社にとっての顧客は、事業者(販売店)になります。

決済代行会社は、主に以下の決済方法を取り扱っています。

  • クレジットカード決済
  • コンビニ決済
  • QRコード決済
  • 電子マネー決済
  • 携帯電話キャリア決済
  • 口座振替

事業者がこれらを導入するにはさまざまな労力や時間を要しますが、決済代行会社を利用することにより、その導入コストを最小限にすることが可能です。

例えば、クレジットカード決済を導入したいとき。
決済代行会社を通さない場合は、事業者は各クレジットカード会社側と直接契約を結ばなければなりません。
クレジットカード決済の導入はとりわけハードルが高く、煩雑な手続きのほか、事業者側は、社会的信頼性や利用者の個人情報の漏洩を防ぐ厳重なセキュリティシステム対策を確立・証明する必要があるなどの厳しい審査が伴います。

しかし、決済代行会社を通して導入する場合だと、決済代行会社が決済システムを提供するほか、審査や契約の手続きを代行してくれるため、事業者側にとって圧倒的に導入コスト・ハードルが低くなるというメリットがあります。
このとき、決済代行会社が事業者に代わって行う契約のことを、包括加盟店契約といいます。

ましてや、詐欺を働いているような悪質サイトの運営会社は、当たり前ですが社会的な信頼性がないため、カード会社と直接加盟店契約を結ぶのは難しいです。
そのため、こういった悪質サイトがクレジットカード決済を導入する際は「決済代行会社」を間に挟んでいることがほとんどです。

※決済代行会社を通している事業者がすべて詐欺を働いているわけではありません。

決済代行会社を利用した決済の仕組み

この場合、クレジットカード利用時は以下の流れになります。

  1. 利用者はクレジットカードを利用して商品を購入する
  2. 利用者がクレジットカードを利用したという情報が、決済代行会社を通してカード会社へ届けられる
  3. カード会社が決済代行会社へ商品の購入代金を立替払いする
  4. そこから決済代行会社が販売店へ購入代金を支払う
  5. カード会社は利用者へ立替払いした分の料金を請求をする
  6. 利用者はカード会社へ料金を支払う

大まかな流れは通常の仕組みと同じです。
図にするとこんな感じです。

利用者・カード会社・決済代行会社・販売店の4者間で成立する決済取引になりました。
それぞれの立場ごとに補足するとこうなります。

※利用者については通常の決済の仕組みと同様のため割愛します。

カード会社

・支払い能力や信頼度を審査し、利用者へクレジットカードを発行する
決済代行会社と包括加盟店代理契約を結ぶ
・代理契約を結んでいる決済代行会社よりカード利用情報が届いたら、利用者に代わって決済代行会社へ料金を立替払いする
・代理契約を結んでいる決済代行会社よりカード利用情報が届いたら、決済代行会社から手数料を受け取る
・利用者へカード利用料金を請求する

決済代行会社

・クレジットカード決済を導入したい販売店と加盟店契約を結び、決済システムを提供する
・販売店に代わってカード会社と包括加盟店代理契約を結ぶ
・販売店でクレジットカード決済が利用されたら、決済情報をカード会社へ届ける
・利用者が決済した料金をカード会社から受け取る、その際、一部を代理契約の手数料としてカード会社へ支払う
カード会社から受け取った利用料金を販売店へ支払う、その際、一部を加盟店手数料として販売店から受け取る

販売店

・店舗でクレジットカード決済が利用できるように、決済代行会社と加盟店契約を結ぶ
利用者が決済した料金を決済代行会社から受け取るその際、一部を加盟店手数料として決済代行会社へ支払う

詐欺被害にあったらどうしたらいいの?

クレジットカード決済で詐欺被害に遭ってしまった場合、カード会社によっては請求を一時的に止めてくれる場合もあります。
気づいたらすぐにカード会社へ連絡して詐欺にあった旨を伝え、請求を止めてもらえないか申し出してみましょう。

そもそも、被害にあわないのが一番とはいえ、いつ何が起きるかわかりません。
もしネット詐欺にあってしまったとして、騙されたお金を取り戻したくない人はいないと思います。
でも、返金してもらうためにどうしたらいいかなんてわからないですよね。ましてやその時なんて大パニックです。
そんなときどうしたらいいか、万が一のために私の経験も踏まえてまとめてみました。

何もないことが何よりですが、もしもの時に備えてこちらをご参考いただければ幸いです。

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